はじめまして。工藤梨央と申します。

この度、本格的にナレーション業を開始いたしました。

その背景と想いを、言葉にすることによって薄まってしまわない範囲で綴りたいと思います。

私は今までに様々な仕事に取り組んできましたが、
1番好きなのは声の表現の仕事です。

元々、「本質的に社会を良くしたい」という想いから、アナウンサーを目指していました。

そのことが理由で、高校時代から、本格的にボイストレーニングや芸能の仕事に打ち込んできました。
高校時代に行っていた朝練の習慣で、毎朝起床後に発声練習をし、学生時代はアナウンススクールに3つ以上通い、芸能事務所ではお芝居を中心に表現を学びました。そうして、ラジオ番組のパーソナリティを経験させていただいたり、ゲストとして様々な番組に出演させていただきました。(本当にたくさんの方に応援していただいて、感謝してもしきれません、、！)

そのような中で、他の方のラジオなどの音声を聴くことも増える中、気がつけば「音声」そのものの魅力に惹かれ、ナレーションのお仕事もさせていただくようになりました。

しかし、いざ、就活生になると、全国放送のテレビ局試験の選考中、「テレビでは視聴者ニーズに答えなければならず、社会を良くすることとは別問題で、むしろ失うものもあるのではないか。」と、薄々気づいていた違和感は強まるばかり。(その他にも様々な理由が絡んでいる為、テレビ業界の可能性を否定する気持ちは全くありません！正解不正解でなく、価値観の問題です。)
そんな中で、中途半端な気持ちが拭えず、本気になれない自分を受け止められず、大学4年生の頃に、思い切って方向転換しました。

芸能事務所では、華やかな部分も、また汚い部分も目の当たりにし、その現実を受け止めていました。
だからこそ、将来的には声の仕事に限らず、どこかに属して、女性であることで誰かの権力への依存状態で仕事を貰うよりも、左右されず、直接自分で仕事をつくっていくこともできる人間になりたいと思ってきました。

だから、今の環境が本当に幸せです。
起業家輩出企業と言われる企業に新卒で入社した理由も、そんな理由からでした。

しかし社会人になってからは、予想外なことばかりでした。
一方で、ヘルスケア事業をリリース目前まで本気で構築したからこそ、ビジネスや経済、社会への解像度がとてもあがり、自分が何を大事にしてどう生きたいのかが、より明確になりました！😊

じっくりと時間をかけながら、地道に取り組み、温かい声をお届けしてまいります。

今まで応援してくださった方、機会を下さった方、

全てに心から感謝して、精進していきます！😊

どうぞよろしくお願いいたします。